COLAZIONE: MARMELLATA DI PERE
イタリアの朝食のフェッテ・ビスコッターテと一緒に食べる砂糖控えめな洋梨のジャム
分量
2瓶ほど
調理時間:
1時間15分
トッピング食材:
生姜・シナモン
オススメ:
朝食・おやつ
レシピについて
イタリアの朝食には欠かせない甘いもの。ビスコッティや甘い菓子パンとカフェ・ラテ等が考えられます。そのイタリアの朝食の一部としてフェッテ・ビスコッターテがあります。日本語では、名称が「ラスク」ですが、私たちが一般的に知っている砂糖がたくさんついてあるラスクではございません。カリカリに焼きあがった、パンのような仕上がりです。
材料
- 洋梨 1kg(約4〜5個)
- お砂糖 200g
- レモン 1個(可能であれば有機をご利用ください。)
イタリアのレシピでは、1kgあたりの洋梨につき400gまでのお砂糖を使用する人が大半ですが、正直200gのお砂糖でも十分甘く感じることもできると思います。煮詰めながら、甘みが足りないようでしたら、お砂糖を少し追加してください。生姜やシナモンは一緒に煮込み始めれば香りや味にひねりがかかります。
今回は、シンプルに洋梨とお砂糖で素材の味を生かしたジャムを作りました。また、写真には、黒砂糖とラカントを混ぜて使用しましたが、白砂糖をお好みであれば白砂糖をご利用ください。
出来上がったジャムは小分けして瓶に入れ、冷蔵庫に保管してください。開封した瓶は7日間以内に消費してください。
栄養についてのお話
今回使用した洋梨は、食物繊維がたくさん含まれております。食物繊維の種類は、不溶性食物繊維であり、水分を吸収して大きく膨らみ腸を刺激するはたらきをするため便秘解消に役立つと言われます。
その他にも、葉酸・銅が含まれているため、貧血に役立つとも言われます。葉酸は赤血球の生産を助けてくれる役割や、銅にはヘモグロビンの合成を助けてくれることもあるため、貧血の方にはオススメの食材です。今回はジャムを作るために使用しましたが、サラダとかに混ぜても美味しくお召し上がり頂けます。