美味しくイタリア料理を健康的に食べるための7つの方法

イタリア料理を健康的に食べるための7つの方法みなさん、イタリア料理を食べると胃もたれしやすくなる時はございませんか?少し順番や食べものの選択を変えるだけで、満腹過ぎない食事ができるかと思います。食べ方の順序や解説はエリーザさんからいただきました!健康的に召し上がる7つの方法をぜひ試してみましょう!

著者について

世界中で愛されているイタリア料理。みなさん決まって最初に思い浮かべるのはピザとパスタかと思います。詳しい方はペスト、バーニャ・カウダ、ポルチーニのリゾットなど、その他の伝統的な料理を知っている方もいらっしゃいます。人それぞれですが、イタリア人として嬉しく感じるのが日本全国に渡ってイタリア料理が広まっていること!

以前も紹介しましたが、私はイタリア人で、東京に4年以上住んでいます。もちろん、日本に来てからも何百ものイタリアンレストランに行きました。大半はイタリア人のシェフが監修をするか、日本人のシェフがイタリア料理に恋をしてオープンしたお店です。以前はイタリアから直接輸入されている高品質の食材を使った料理であたり、日本でできた友人が夕食にイタリアンを作ってくれたりすると非常に嬉しく思いました。しかし、どこで食べようとも、友人との食事の後は胃もたれを起こすようになることが頻繁に起こりました。

なぜだろうと疑問視すると、食べ物自体が問題ではなく、食事の出される順序やさまざまなイタリア料理の品目がミックスされていたことを思いつきました。イタリア料理の食べる順番や組み合わせによって胃に負担をかけていることに気がついたのです。

私は友人と料理を分け合うのがとても好きですが、イタリアでは通常分け合って食べるのは「アペリティーボ」の時間に行うことです。ちゃんとした食事の時間には、できるだけ自分の頼んだ一品を堪能することをお勧めします。

もし、胃に負担がかかると思ったことがある方は、イタリアンレストランに行くとき、または自宅でイタリア料理を準備するとき、この7つ方法を試してみてください。

イタリア料理を健康的に食べるための7つの方法

1.メニューに書いてある食事のコースの順序に従ってください。

メニューに書いてある食事のコースの順序に従ってください。イタリア料理のメニューには通常、「前菜」、「プリモ」、「セコンド」、「コントルノ」、「ドルチェ」というタイトルの小さな項目に分かれています。 これらの項目は常に順番通りに進んでください。(注:全ての項目から一品を召し上がらないわけではありません。)項目の順番に意味があり、食事を召し上がる時、お腹の具合を尊重するためです。 文字通り前菜は「食事の前」(食事よりも量が少ない前菜)、「プリモピアット」は「最初の料理」(通常は炭水化物ベースの料理です)、「セコンド」は「2番目の料理」(通常は肉または魚ベース)、「コントルニ」は英語読みでサイドディッシュを意味しま(セコンドの周りにある野菜の種類を示します)。そして最後の「ドルチェ」は、ご存知のように、デザートです!

2. 複数の「プリモ」を混ぜないでください。

数の「プリモ」を混ぜないでください。極力炭水化物に基づく食事を一種類だけ選択してください)。 もちろんセコンドに合う炭水化物を合わせるのが一番ですよね。みんなで分け合うのは楽しいけれども、イタリアではいろんな種類のプリモを混ぜて食べることはしません! もし、お客様をもてなす時はパスタのみ、またはリゾットのみをご準備くださいね!作るお時間もかなり軽減されます。

3. サラダはセコンドと一緒に!

イタリアでは、サラダは先に食べません。 サラダは、コントルノと呼ばれるサイドディッシュと見なされています。和食では、メインの食事を食べる前に、サラダを召し上がります。個人的には健康面で良いことだと思います。 しかし、イタリア料理を、フルコースので味わいたい場合は、メインの前にサラダを出さないことになっています。サラダを召し上がると、メインを召し上がる前に満腹になってしまいます。 「セコンドピアット」(通常は肉や魚をベースにしたプレート)の横にオプションの「コントルノ」としてサラダを置くことで、胃が消化しやすくなります。

4. セコンドピアットはコントルノとのバランスが大事!

セコンドピアットはコントルノとのバランスが大事!セコンドはお魚かお肉かしかないとオプションがないとお考えではないでしょうか。レストランでは大半がお魚かお肉のオプションしかないのも事実です。ただプリモで炭水化物を取ったので、セコンドにはたんぱく質の料理です。 例えばですが、卵もタンパク質なので、フリッタータはこのカテゴリに属します。 サーモンやタラなどを注文する場合は、先ほどプリモでもお伝えしたようにステーキを召し上がるのを避けましょう。 野菜は常にセカンドの隣につけてください。野菜の種類に制限はございませんが、タンパク質とのバランスを保つことが重要です。

5. パンは常にテーブルにありますが、食べるスピードはほどほどに!

パンは常にテーブルの上に常備されてありますが、ちょっと待ってください! もちろん私もパンが大好きです。イタリアでは必ずテーブルの上にあります。 特にラザニアやリゾットなどの炭水化物が豊富なプリモピアットを召し上がる場合は、注意が必要です。 1枚目は召し上がったとしても、2枚目の料理のパンはそのままにしておきましょう。 特にピザを召し上がる場合には、パンよりもグリッシーニのような軽めの代替品を見つけましょう。

7. ドルチェは一種類で!

ドルチェはドルチの単数語であり、したがって、1つのタイプのみを選択する必要があることを意味します。 ティラミスやパンナコッタならお好み次第ですが、できるだけ一種類を楽しむようにしましょう。 甘いものがない場合は、エスプレッソで終わらせることができます(イタリアでは、カプチーノまたはラテマキアートは朝食の飲み物です。フルコースの食事の後に牛乳が多すぎると、消化の問題が発生する可能性があります。 注意してください)。

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まとめ

単にですが、日本とイタリアでの召し上がり方の差をまとめてみました。みなさん個人の感覚もありますイタリア料理を堪能していただけるだけで、イタリア人として非常に嬉しく思いますが。量が多い場合はフルコースをシェアして食べても、複数のプリモを分けて召し上がるのは避けてみてください!参考までに、またイタリア料理を食べに行くと胃もたれをしてしまうという方、召し上がる栄養内容を考えつつ良いコンビネーションで揃えてみてください!